時間の効率的な使い方ついて、砂川信哉さんが著書「大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント」で解説されています。

「睡眠時間を減らして勉強」なんて話も聞きますが、これは果たして正しいのでしょうか?

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大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント
※サンプルを読む・kindle版あります


同書の86~89ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
 

減らすべきは無駄にしている時間 スキマ時間も利用

まず減らすべきなのはいわゆる「ダラダラ過ごす時間」です。

減らすべきは睡眠時間ではなく、無駄にしている他の時間です。
 
ダラダラとスマホをいじったり、テレビやYouTubeを見たり、どこかで何かしら無駄な時間を使っていませんか?
 
スマホを見る学生

そのうえで細切れ時間も活用しましょう。

移動時間や、授業の合間の休み時間など、何かと何かのスキマ時間ひとつとっても、積み重なるとまとまった時間になります。
 
運動しながらでも勉強はできます。
 
僕は、息抜きのランニング中にも、頭の中で数学や物理の問題を解くこともありました。

砂川さんは時間の区切り方にも注意しています。




時間の考え方「30分・1時間」区切りはNG!

時間の区切り方にも注意しましょう。

時間を一時間単位、または30分単位で区切って生活することはやめましょう。
 
皆さんは、たとえばご飯を食べ終わった時間が20時52分だったとき、21時から勉強しよう、などと考えたことはありませんか?
 
適度にメリハリをつけることは有効ですが、この8分のような細かい時間が積み重なると、かなりの長時間になります。
 
21時を過ぎてしまって、「キリが悪いから21時半からやろう」なんてことになってしまっては最悪です。
 
スマホを見る高校生

細切れ時間でも、積み重なれば長時間。
 
無駄にしないよう心がけましょう。

たとえ短い時間でも、有効活用するかしないかで大きな差が出ます。
 
時間は有限です。たとえ数分でも、無駄にしてしまっている時間はどんどん削っていきましょう。

受験前では、睡眠時間を削ることもあるでしょう。しかしそれはあくまで最終手段であり、本番前には十分な睡眠をとっておく必要があります。
 
まずは無駄にしている時間を削りましょう。

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