理数系専門塾エルカミノ代表の村上綾一さんが、著書「中学受験で成功する子が 10歳までに身につけていること」で、子供にスマホを持たせる際の注意点を解説されています。

必ず決めるべきことが2つあるようです。

Amazon

中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること
※サンプルを読む・Kindle版あります


同書の134~135ページから一部抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
 

小学生がスマホを持つ際には2つの約束を守らせる

そもそもスマホは勉強の邪魔になる存在ですが、今の世の中では必要な機器でもあります。

スマホや携帯は、勉強を阻害する以外の何物でもありません。
 
とはいえ、ゲーム同様、人間関係上なくてはならないものの一つになっているのも確かです。中学校によっては、部活などで連絡ツールに「LINE」を使っているところもあると聞きます。
 
また塾通いなどで、子どもが夜間移動するにあたり、親が子どもに連絡ツールとして、携帯を持たせたいという考えもあります。
 
お母さんと子供

持たせる場合はルールを2つ決めます。

小学生には持たせないほうがいいとは思いますが、諸々の事情から、持たせなければならないのが現状だと思います。
 
ならば、二つの約束を守らせましょう。
 
一つめは、必ずリビングに置くこと。
 
二つめは、親が使い方ややりとりの内容を見ること。

 
「契約者は親だし、支払いも親なので、中を見るよ」と決めてから持たせます。
 

勉強時間は特にスマホと子供を遠ざけなくてはいけません。

勉強している間は、必ずリビングに置かせて、勉強に集中させます。
 
子どもにとっては、連絡ツールとしてのスマホから離れて数時間勉強する、というのはかなり厳しいことだと思います。
 
だからといって手元にあれば、すぐさわってしまい、そのたびに集中が途切れます。
 
勉強する子供

スマホはトラブルの発端にもなり得ますが、上のルールを守らせていれば子供の安全も確保できます。

またスマホや携帯は、出会い系への入り口。
 
「LINE」のトラブルがいじめにつながっていく話もよく聞きます。よくないことに巻き込まれるリスクもありますが、親が使い方を見ていれば未然に防ぐこともできます。
 
必ず約束を守らせましょう。
 
約束が守れなかったときのルールも、決めておくといいと思います。

 
PR:Amazon
1日10分で大丈夫! 「自分から勉強する子」が育つお母さんの習慣
1日10分で大丈夫! 「自分から勉強する子」が育つお母さんの習慣