ゲームが趣味の受験生にとって、テスト前にゲーム機をいかに遠ざけるかは非常に難しい問題ではないでしょうか。
砂川信哉さんが著書「大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント」で、受験生はゲームをどう遊ぶかについて解説されていました。
実は砂川さん自身がゲーム好きなのだそうです。
同書の142~145ページから、砂川さんがゲームとどのように付き合ったかを紹介します。(この本は参考になりますよ!)
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大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント
※サンプルを読む・kindle版あります
集中的に徹底してやる 砂川さんはドラクエ8を12時間×一週間
砂川さんの場合、「本当にやりたいゲームを一定期間猛烈に遊んだらスパッとやめる」という方法をとりました。
決別する場合、完全にやらないと決めて手放すか、一時期だけ徹底的にやって、きっぱりやめてしまうという方法もあります。
僕は合格した年度は、ゲーム機で遊ぶゲームには手を出さないと決めていました。
ただし、ひとつだけ、どうしてもやりたい「ドラゴンクエスト8」の3DS版が秋に発売されたのです。
それだけは我慢できなかったので、一週間ほど、それこそ毎日12時間近く集中して徹底的に遊び倒したあと、スパッと止め、以降一切触りませんでした。
実は管理人もゲーム好きなので、ゲームの魅力というか魔力はよくわかります。
私の場合、たとえ受験前であっても「ゲームをやらずに我慢する」のは無理な自信があります。
なので次の砂川さんの解説はとても納得できます。
勉強が手につかないほど気になるゲームがあるなら、このように短時間で一気にやり尽くした方がスッキリします。
本当に、これ以上やることはないと思えるまでやり切れば、心おきなくまた勉強に戻れるはずです。
ゲームを物理的に遠ざけてできない環境にする
上のやり方以外に普通にやめるのであれば、ゲームを隔離するしかありません。
やめるときは、物理的に手が届かないように他人に預けるか、売るか人に譲るかして完全に手放した方がよいでしょう。
(中略)
前にも触れましたが、人間の意志ほどあてにならないものはありません。
「やめたいのにやめられないこと」は、自分の意思に頼るのではなく、できない環境を作ってしまう。
ゲームやスマホ問題は、それが最も効果的な対策なのです。
管理人も、自分の意思でゲームを止めるのは絶対に無理です。
なので上の解説のとおり、物理的に縁を切るしかなさそうです。”禁断症状”は出るかもしれませんが、受験は人生の岐路なのでゲームのことは極力考えないようにするしかありません。
最後にゲームの対処について、砂川さんの言葉を紹介してまとめます。
「ゲームは両立するか、決別するか決めて早めに対策をとる。人間の意志力をあてにせず、環境から変えていく」