教育評論家・親野智可等さんのチャレンジシートについて紹介しています。
 
チャレンジシートでは、勉強、運動、お手伝いなど、子供が達成したい目標を可視化して、そのためにやること、約束を書きだします。
 
親野智可等さんの著書など一覧
 
しかしチャレンジシートを作っても、実際にはうまく達成できないことも多いはずです。そんな時はどう対処すれば良いのでしょうか?
 

子供が目標を達成できない場合の対処法

子供が目標を達成できなかった場合、ついキツイことを言ってしまいがちですが、それよりも微調整を行って改善したり、親のほうの意識を変えてみましょう。
 
以下に具体的な方法を紹介します。

見届け表を作る

「宿題」「運動」「お手伝い」「歯磨き」など、親が見届ける項目の表を作り、見届けたら○をつけます。
 
子供がやっていなくても親がやらせてほめることができたら○をつけましょう。しかし、子供がやっていても親が見届けるのを忘れたら×をつけます。
 
親がつける見届け表ですが、これが子供の励みになり、頑張り続けることができます。

携帯電話やスマホを活用する

見届け表をつける代わりに、携帯電話やスマホを活用する方法もあります。
 
子供が宿題や運動をする時間にアラームを鳴らすように設定し、鳴ったら「宿題は終わった?」と確認するのです。
 
つねに手元にある機器なので、うまく活用してみてください。

気持ちが新たになる節目を利用する

子供でなくても、お正月には「今年の目標」を立てるものです。
 
お正月や新学期、新学年といった節目には気持ちが一新され、「○○をやってみよう!」という気持ちは子供であればさらに強くなります。
 
そこを逃さず話し合い、目標設定とそれに向けて何をすればいいか、といった意識を高めていきましょう。
 
 
こうした、ちょっとした工夫は子供の努力を習慣化する後押しになりますが、それでも「子供ができない、うまくいかない」というケースは起きるものです。
 
そんな時、親はどう対処するべきでしょうか?

目をつむることも大事

それでもうまくいかない時、親野さんは
 
目をつむること
 
ことを勧めています。子供が目標を達成できなくても、それを黙認するわけですね。
 
子育ても教育も、親や教師など周囲の大人がどれほど意気込んでも、実践するのは他者である子供です。結果を求めすぎると叱ることが増えて子供は自信を失い、親子関係も悪くなります。
 
今できなくても、少し成長すればできるようになるかもしれません。大人でも、「子供の頃はどうしてもできなかったが、その後できるようになった」ことはたくさんあるはずです。
 
結果が出なくても、子供がある程度努力したのであれば、その過程を褒めてあげましょう。親自身が子育てのプロセスそのものを楽しむことが大切です。