理数系専門塾エルカミノ代表の村上稜一さんが、著書「中学受験で成功する子が 10歳までに身につけていること」で、褒め方について解説されています。
親が子供を「頭いいね」と褒めるのはNGなのだそうです。
その理由は何でしょうか?
同書の199ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)
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中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること
※サンプルを読む・Kindle版あります
「頭いいね」はNG 理由は?もうひとつ良くない褒め方
まずは理想的な誉め言葉から。
うまくいったときのほめ言葉としては、「努力したものね」「がんばったものね」などがいいでしょう。
「頭いいね」は適切ではありません。
理由は何でしょうか?
「頭いいね」と言われると、頭がいいなら努力しなくてもいいやと思ってしまうし、努力したら「頭いいね」とほめてもらえなくなると考えます。
努力しなくなってしまうので、伸びなくなります。
努力したことを褒めれば、次も褒められたいと努力を続けます。
関連して、良くない褒め方をもうひとつ挙げます。
「やればできるじゃない」とほめてしまうこともあるかと思いますが、これもいけません。
やればできるなら、必要なときにやればいいやと、努力を放棄してしまいます。やらないでいることを、正当化してしまうおそれがあります。
習得することを、うれしく思えるような子どもに育てていきましょう。
この本には、子供が自主的に勉強するようになるための親の接し方がその他にも多数解説されています。
参考にしてみて下さい。