管理人は「ヤンキー先生」こと義家弘介(よしいえ ひろゆき)さんの講演を聞いたことがあります。
 
共感できる内容ばかりで、講演の間中「ウンウン、そうだよなぁ~」とうなずいてばかり。

現代の「教育」「しつけ」がいかにヘンなものが多いか、よくわかりました。


話の中で「父親が子供といかに接するか」について特に印象に残った箇所があったので、紹介してみます。
 
(講演の内容を公開することは義家さんの事務所に了解をとっております。「講演の内容は、ブログ等でご自由に公開して下さい」というお返事を頂きました)
 

 
義家さんの息子さんが、ある日「お父さんとエアホッケーがしたい」と言ってきたそうです。
 
それならばとゲームセンターに行ったのですが、すでに別の親子がエアホッケーで遊んでいました。
 
義家さんが順番待ちして見ていたら、そのお父さんが息子さんにわざと点数を入れさせているのでした。
 
しかも、いかにもわざとらしく。
 
ギョッとした義家さんですが、その親子がゲームを終えたので、エアホッケーをすることに。


義家さんが息子さんとどのように対戦したかというと・・・
 
一切手加減なし!
 
息子さんに一点も与えることなく、いわば「叩きのめした」のだとか。
当然、息子さんは悔しがることしきり。
 
その後、エアホッケーで対決するたびに息子さんをボコボコに完封していたそうです。
 
・・・しかししばらくして・・・
 
先日、ついに息子さんが義家さんから1ポイントゲット!
 
その時の息子さんの喜びようは、雄たけびがゲームセンター内に響くほどだったとか。
 
義家さんの「父親としての信条」は、「子供(息子、娘両方だと思います)に越えさせる山になる」ことだそうです。
 
人生では様々な困難に次々とぶつかるものです。
 
子供はその困難を克服することで成長し、達成する喜びを実感できます。
 
「ちょっとした困難」を父親が子供に与え、克服する努力を日頃から意識させることは、子供が社会に出てから必ず役に立つはずです。
 
世の中のお父さん、子供と勝負する際、ガッツリ勝ちますか?わざと負けてあげますか?
 
ちょっと考えてみる価値はある問題あるのではないでしょうか。