サッカー日本代表・本田圭佑選手の大叔父にあたる本田大三郎氏は、「本田ノート」の考案者として知られています。
 
本田氏は子供の勉強、スポーツ活動をサポートするための親の役割について積極的に発信されています。


 
勉強でもスポーツでも、すぐに結果を出せる子がいる一方で、しばらく足踏み状態が続く子もいます。

後者のタイプでも、ある日突然ブレイクスルーしたり、何かのきっかけで急に変わることがあります。
 
こうした大きな成長のチャンスを見逃さず、子供の目標達成につなげるには、親が子供を見守ってあげていなくてはいけません。
 
そのために親ができる役割として、本田氏は以下の三つのポイントを挙げています。

子供の特性を見極める

子供には様々な特性があります。子供の場合、特性は身体面より性格、気質といったメンタル面で決まるといっても過言ではありません。
 
スポーツの種目、あるいは勉強・習い事が子供の性格とマッチしているのが理想的です。性格と合っていないのに「親がやっていたから」「親がやらせたいから」といった理由で押しつけても伸びません。
 
「上手くなりたい」「いろんなことを知りたい」といった向上心や探求心の強い子供には、やりたいことを自分で選択させるのが一番です。

子供と一緒に実践する

子供のやりたいことが決まり、夢や目標を持ったら、親も一緒に体験し、学んでい姿勢を持ちましょう。
 
子供の成長や能力の変化を親も体感できます。親子の間に共感も生まれ、関係が深まって良いことづくめです。
 
同じ種目のスポーツやトレーニングはできなくとも、関連する情報を吸収したり、食事を工夫して栄養面でサポートするなど、子供と共に”参加”する方法はいろいろあります。
 

苦難を経験させる厳しさも必要

筋肉を強化するには筋肉繊維を一度破壊する必要があるように、子供の心も辛い経験をしないと強くなりません。
 
子供時代に厳しい課題を与えて、苦しみを経験させておかないと、世間に出て直面する辛い出来事への精神面の耐性が養われません。
 
子供に辛い思いをさせるのは親にとっても辛いことですが、時には心を鬼にして親の強い気持ち、威しさを子供に示さなくてはいけません。
 

 
子供が夢や目標を持ち始めたら、子供の挑戦する力や創造力が育つよう親がサポートしてあげましょう。
 
夢や目標の達成に少しでも近づくように導くことは、親の義務であり、責任でもあります。
 
(参考外部リンク)
本田圭佑選手が実践「本田ノート」 書くことの効果
 
【GIQ子ども能力遺伝子検査】
子供さんのスポーツ・勉強における才能、向き・不向きを遺伝子解析により調べます。