勉強に暗記は欠かせません。
 
しかしやみくもに覚えようとしてもなかなか頭に残りません。


 
東京大学を卒業後、クイズ番組などで活躍している砂川信哉さんが著書「大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント」74~75ページで、暗記のコツを紹介されています。
 
砂川さんが実践した方法ばかりなので、効果は実証済みです。参考にしてみて下さい。(この本は参考になりますよ!)

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大学受験がしんどくなったときの息抜きのヒント
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工夫して反復を 口に出す・画像や動画で確認する

暗記の王道といえば何度も反復することです。
 
ただ”繰り返す”のもいいですが、工夫を加えて効果をアップさせましょう。

何かを覚えたいときは覚えられるまで徹底的に反復することが重要です。
 
ただ、その反復の仕方も工夫することができます。
 
英単語であれば、目で見るだけでなく耳で聞いたり、口に出したりすることも有効です。
 
僕は単語や例文をブツブツ声に出しながら、家とコンビニを往復したり、部屋の中をよく歩き回ったりしていました。
 

いまはネット上で画像だけでなくYouTubeなどの動画で対象を確認できるので、暗記におおいに活用しましょう。

写真や映像で確認できるものは、文字だけではなくものを目で見ることで視覚的に覚えることも重要です。
 
たとえば化学の溶液の色や、実験の反応が進む様子などは、イラスト・写真・動画を見て確認しました。
 
物質の色や形も、もちろん写真で見て覚えます。
 

YouTubeやニコニコ動画を「〇〇 暗記」といったワードで検索すれば、そのままズバリの動画がアップされている可能性もあります。
 
繰り返し視聴して暗記に役立てましょう。

対象の背景や因果関係を理解すると暗記をサポート

覚える対象の理屈や背景を理解するのも記憶が定着しやすくなります。

暗記の対象によっては、理屈や因果関係を理解した上で覚えると忘れにくい、もし忘れてもすぐに思い出せる、というのも少なくありません。
 
たとえば地理では、地形や気候などが「なぜそうなるのか?」を考えて、因果関係を納得できるまで理解するようにしました。
 
バラバラの物事を断片的に覚えるのではなく、情報を関連付けて覚えた方が、忘れにくいからです。理屈を理解した方が面白いですしね。
 

いまはネット環境が充実しており、反復するにも様々な方法が選択できます。
 
自分に合った、続けられるやり方を選んで暗記の助けにしましょう。