理数系専門塾エルカミノ代表の村上綾一さんが、著書「中学受験で成功する子が 10歳までに身につけていること」で子供の読書について解説されています。
読解力は短期間では身につかないため、子供には早くから読書習慣を身につけて欲しいもの。
そのために親はどんなことを心がけるべきなのでしょうか?
同書の76~79ページから一部を抜粋して紹介します。
子供の読書習慣確立のために やってはいけないこと・理想的な環境
読書は早くから習慣にしておくに越したことはありません。
相手の伝えたいことを正確に読み取れるようになるには、どんな準備をしていったらいいのでしょうか。
多くの親が、小さいうちから読書の習慣をつけさせたい、読書好きの子どもにしたい、と願います。
そのためにやってはいけないのは…
ここで、親がしてしまいがちなことがあります。
それは、書店で子どもに好きな本を一冊選ばせて読ませること。
子どもにしてみれば、自分が選んで買ってもらった本だから、読まなければいけないというプレッシャーがかかります。
一方親は、読まずに置いてあろうものなら「自分が好きで選んだ本なのに、なんで読まないの!」と言いたくなります。
とりあえず子供が本に触れてみるのが大切です。
本を”読まなければならないもの”にしてしまっては、子どもは読書を好きになれません。
気軽に触れ合うことから始める。
また、親は課題図書を読ませなければ、と思っているかもしれません。私は、子どもが好きなものでいいと思っています。
ちょっとずつ”試食”してみる、面白くなければ途中でやめて次の本に、という読み方で問題ありません。
本好きな人の多くが、子どもの頃、家に本がたくさんあったといいます。
たくさんの本の中から、題名や表紙が気になって、手に取りパラパラ眺めているうちに読み始める。いざ読んでみたら、つまらないので途中でやめて、棚から別の本を選んでみる。
子どものうちは、このような感じで十分なのです。
そのためには図書館に定期的に通える環境が理想的です。
”本との触れ合い”を、窮屈に考えてはいけません。読書を堅苦しく考えず、まずは子どもが本に触れる環境を作りましょう。
物理的にも経済的にも、家庭に本をたくさん置いておくことは難しいので、図書館を大いに活用しましょう。図書館には、定期的に足を運ぶことをおすすめします。
子どもが読みたいと思った本を、可能な限り借りてあげてください。
図書館から本を借りても、期限内に読むのが目的ではありません。
気をつけてほしいのは、返却期限がくるまでに、全部読ませようなどと思わないこと。
読めなかった本や途中でやめた本があったとしても、いっこうにかまいません。”本に触れること”、これが大切なのです。
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