理数系専門塾エルカミノ代表の村上綾一さんが、著書「中学受験で成功する子が 10歳までに身につけていること」で塾の選び方を解説されています。
ダメな塾の特徴もわかります。
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中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の140~141ページから一部抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
良い塾を選ぶ決め手は「理念」と「宿題の量」
村上さんは「塾をしっかり選ぶ」ことの重要さを強調しています。
学校選びは、できる限りの情報収集をして慎重に決めるのに、塾は評判だけであっさり決めてしまう。
こんな親が意外に多いようです。これは、むしろ逆です。
塾こそ個性があるので、子どもにあった塾を選ばなければなりません。
それでは、まず何を調べるのでしょうか?
何はともあれ、理念をよく調べてください。
どういう子どもたちがいて、どういう方針で経営されているのか、それが子どもや親の考え方に合っているのか、よく吟味しましょう。
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子供が入塾してからも見極めるポイントがあります。
とはいえ、ぴったりだと思って入塾しても、通っているうちに心配になることがあるかもしれません。
そのときは、宿題の量が子どもに合っているか、様子を見てください。
毎度毎度やりきれないようでしたら、宿題の量が子どもに多すぎる証拠です。また、すぐ終わってしまうようなら、少なすぎます。
一般的に多いか少ないかではなく、自分の子どもにとって多いか少ないかをチェックするのがポイントです。
子どもに適切な量でないことがわかれば、転塾を考えなければなりません。
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転塾を決めたら、いま通っている塾をやめなくてはいけません。
その時に…
引き止めの強い塾は、ためらわずにやめてしまいましょう。
引き止めが強い塾は、日頃も「やめないでほしさ」から、子どもたちを甘やかす傾向が見られるからです。
塾の目的は、子どもに勉強をさせること。そのためには時に厳しさも必要です。
にもかかわらず、塾が甘やかしているとしたら、学力向上という目標達成は難しいと思われます。
引き止める塾には、得てして甘やかしが推測されます。これも塾選びのポイントです。
入塾前に、退塾しやすい塾かどうか、情報収集するといいでしょう。塾の姿勢がわかります。
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塾を検討している親御さんは参考にしてみて下さい。
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